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[Linux] LifeKeeper for Linux環境上でのOracle TDE検証レポート

[Linux] LifeKeeper for Linux環境上でのOracle TDE検証レポート

今年の夏は記録的猛暑と言われたようですが、気が付けば路肩には落ち葉が積もり、葉を失った木々の枝を見ると寒々しさを感じる今日この頃です。

 

 

季節の変わり目はヒトの自律神経にとっても厳しい時期と言われているようです。自律神経とは「24時間365日、私たちの体を最適な状態に保つ」機能を持っているのだそうです。よって自律神経が乱れると人間が本来持っている力を発揮できないだけでなく、色々と不調が現れてくるようです。少し我々に馴染みのある言い方を使うと「常にモニタリングを行い」「異常を検知し」「自動で対応をして復旧を行う」といったことを体の中でやってくれているのでしょうかね。まるでLifeKeeperのようですね!(ちょっと強引でしたかね?)でもLifeKeeperは季節によって調子が狂うことはありませんのでそこはご安心を!

さて本題です。

本年(2024年)9月に、Windows環境におけるOracle _TDE_reportの検証を実施しその結果をレポートとして公開しておりました。

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今回、Linux環境上でも同様の検証を実施し、レポートとして公開する準備が整いました。

Oracle TDE (Transparent Data Encryption/透過的データ暗号化)は、ユーザーが暗号化と復号処理を意識することなく暗号化データを扱うことができるOracle Databaseの機能です。
権限のないデータへのアクセス阻止も可能で、不正アクセスによる情報漏洩防止に有効な手段を提供します。

今回はvSphere環境で、Red Hat Enterprise Linux 9.4上にOracle Database 19cを配置し、LifeKeeper for Linux version 9.8.0で保護した環境でTDE の検証を実施した結果をドキュメントとして公開いたします。

「Linux環境上でのOracle TDE検証レポート」の
ドキュメントは以下のダウンロードリンクからご取得ください。

検証レポートをダウンロード

注:Oracle TDEの構成にはいくつものパターンがあり、この検証レポートはそれら全てを網羅したものではありません。いくつかある構成パターンの中からLifeKeeperとの連携の確認が取れているもののひとつとしてご参考としていただければ幸いです。
またこの検証レポートでは触れていない構成については、読者の皆様からのご要望次第で追加の検証を検討いたしますのでフィードバックをお願いいたします。

【検証レポート】LifeKeeper for Windows環境上でOracle TDEを冗長化

【検証レポート】LifeKeeper for Windows環境上でOracle TDEを冗長化

暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、今年の暑さのピークの時期を思えば既に秋の気配も感じられ、極度の寒がりのわたくしにとって昨夜は既に肌寒さすら感じてしまいました。これから本格的な季節の変わり目を迎えますが、皆様是非ご自愛のほどを!

さて本題です。

今年もセキュリティ関連のインシデントが繰り返し繰り返し世間を賑わすこととなりました。情報セキュリティ対策は「ここまで対策をしたから永遠に安心!」ということには決してなり得ません。日々刻々と生まれる新たな脅威とどう戦っていくのか?それは規模を問わず全ての企業に突き付けられた永遠の課題であると言っても過言ではないでしょう。

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AWSでのHA Oracle DBサーバークラスターの作成手順

※この記事は翻訳されたものです。本記事の原文はこちら

Oracleの高可用性(HA)インスタンスを必要とするビジネスクリティカルなアプリケーションのPOC作成を担当する開発者として、私はAWS EC2にOracle EC2 HAクラスターをセットアップする必要があります。何から始めればいいでしょうか?もしあなたが多くの人たちと同じなら、次のタスクをネットで検索したり、記事、インストールガイド、ドキュメント、スタックオーバーフローに関する質問を読んだりして、延々と時間を費やすことになると思います。正解に近い答えはたくさん見つかりますが、それが自分のバージョンや環境にぴったり当てはまることはありません。最悪の場合は、沼にはまってうまくいかない環境を構築し、何日も無駄にすることになってしまいます。

この記事では、DataKeeper、LifeKeeper、SIOS Protection SuiteなどのさまざまなSIOSのHAソリューションを使用して概念実証を開発するためのHA環境のセットアップについて説明します。以下にタスクのリストを示しますので、これらのタスクの実行方法をすでに理解している場合は、そのまま実行してください。各タスクを実行するためのステップバイステップのガイドです。

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クラウドリフトで発揮される「OCI」(Oracle Cloud Infrastructure)の本領とは

 DXの取り組みが拡がり、企業のクラウド利用が加速するなか、クリティカルシステムなどで、セキュリティやコスト、技術面などのハードルから、クラウドリフトを諦めるケースも多いようだ。そこで今回は、共有ディスク構成やHAクラスター構成をとるクリティカルシステムを前提に、“クラウドリフトをあきらめずに済む” OCI(Oracle Cloud Infrastructure)活用シナリオを紹介する。

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Amazon RDS Custom for Oracleで増えたOracle DBのAWS移行パス、それぞれの違いは?自社に最適な移行先は?

コロナ禍に伴うテレワーク導入やDX推進の取り組みが拡がるなか、オンプレミスからクラウドへのシステム移行が加速している。データベースにおいても例外ではなく、マネージドサービスとして提供されるDBaaS(Database as a Service)市場の急成長もあり両者の市場規模は拮抗しており、もはやクラウドがオンプレミスを上回るのは時間の問題とも言われている。そこで本コラムでは、国内外で圧倒的シェアを誇るOracle Database(Oracle DB)にフォーカスし、自社に最適な移行パスの選び方や、それぞれにおいて注意すべきポイントなどについて、国内IaaS/DBaaS市場をリードする、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の ISVパートナー本部 シニア パートナー ソリューション アーキテクト 吉田成利氏にお話を伺った。(聞き手:サイオステクノロジー株式会社 Marketing Representative 石部智則)

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【Webinarレポート】OracleDBユーザーがAWSを利用する際の高可用性セミナー~Oracle on AWS × LifeKeeperで課題を解決💡~

こんにちは!
2022年10月26日にアマゾンウェブサービスジャパン合同会社様と株式会社コーソル様にご協力いただき、OracleのAWS移行に関するウェビナーを行いました。

本日はその内容をちら見せすると共にオンデマンドの動画もご紹介しています。
約50分の内容となっております。
知らなかった方や見ることができなかった方、当日参加し復習したい方へ、ぜひご覧いただければ嬉しいです。

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Oracle Database 19cの可用性を高める方法

こんにちは高正です。近頃はケトルベルでトレーニングをして筋肉を増やすことがマイブームです。初めのうちは両手でケトルベルスイングしかできませんでしたが、最近は片手でケトルベルスイングができるようになりました。慣れないことでもコツコツと続けると成果が出ますね。継続は力なりです。

    さて、今回はOracle Database 19cで非推奨になったOracle Fail Safe(以降、OFS)を取り上げます。Oracle Database 19cのリリースは2019年4月です。題材として取り上げるには遅いかもしれませんね。

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    Oracle SE2 RAC ユーザー必見!既存ライセンスのまま 19c に移行する方法とは?

    Oracle SEHAの記事の通り、Oracle SE2 がバージョン 19cから RACをサポートしなくなったことが Oracle SE2 ユーザーに大きな影響を及ぼしています。

    今回は、日本ヒューレット・パッカード合同会社(以下 HPE) プリセールスエンジニアリング統括本部 シニアITスペシャリストの小森 博之氏に、Oracle SE2 ユーザーが抱えている課題とその解決策についてお話を伺いました。

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    RACとどう違う?Oracle 19c SEHAの特徴と動作条件

    サイオスのオイカワと申します。

    本稿では、SE2 RACの代替機能としてOracle社より提供されている、SEHA(Stanadard Edition High Availability)というシングルHA構成が可能な機能について、どんな特徴があるのか、利用における制限や注意事項は何か、そしてRACとの違いは、等についてご説明したいと思います。

    「RAC、SEHAとは何かを知りたい」
    「RACの代替手段を探している」
    「SEHAについて知りたい」

    という方に読んで頂きたい記事です。
    SE2 RACのユーザー様が、Oracle Databaseの可用性を検討する際の検討材料になれば幸いです。

    >>「Oracle SEHAの課題と解決策」資料ダウンロードはこちら

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    Oracleの冗長化をAnsibleで自動化してみた~AWS編~

    こんにちは。サイオステクノロジーの高田です。

    近年システムの構築や運用を容易するために構成管理ツールを利用されるケースが多くなってきていると思います。その中でも特にAnsibleは多くの環境でも利用されているように見受けられます。システム構築・運用担当者のための手間とミスを減らすHAクラスタ自動構築の方法を紹介します。

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    Azure 上で Oracle RAC を構築できるのか

    こんにちは、マーケティング担当のオイカワです。

    当社は、SAP、JP1、HULFTといったミッションクリティカルなシステムの障害対策ソリューションを提供しております。2020年は、Azure上でのOracle Databaseの冗長構成に関する問合せが昨対比3倍以上になりました。

    Oracle Standard Editionのユーザーが利用しているReal Application Clusters(以下、RAC。)という機能が19cより廃止されたことが大きな契機となっているのですが、そもそも公開情報が少ないこと(特に日本語のサイト)が問合せ増加の要因ではないかと考えています。

    本記事は、Oracle RACがAzure上で利用できるのか、利用できない場合の代替策はあるのかについて、Oracle社、Microsoft社の公式ホームページ、及びサポートサイトにおける公式見解などの情報をもとにまとめてみました。クラウド移行を検討中のOracle Databaseのお客様が、Azureへの移行を選択肢に加える際の検討の一助になれば幸いです。

    なお、当社製品に関する箇所以外の内容は、当社で保証いたしかねますので、詳細につきましては、各社へご確認いただきますようお願いいたします。

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    LifeKeeperが対応するOracle CDB/PDB構成とは?

    LifeKeeper for Linux 及びLifeKeeper for Windowsの両方において保護対象として多くの引き合いがあるのがデータベース製品のHAクラスター化案件です。

    その中でもOracle DBは高い利用率を誇る代表的な保護対象となっています。

    今回はOracle CDB/PDB構成についてご説明いたします。

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    Oracle Cloud とは?企業に選ばれる3つの理由

    商用データベースの分野でトップシェアを占めているといわれるのがOracleのデータベースで、オラクル社が提供しています。Oracle Cloud は、このオラクル社が運用するクラウド環境です。

    「Oracle Cloudは機能的に使いにくそう」
    「AWS、Azureよりもコストが高そう」

    「Oracle Database以外は利用できないのでは?」

    といった方のために、Oracle Cloudならではの特徴を3つに絞って紹介していきます。AWS、Azureの後発だからこそ、よく考えられた安定稼働に関する機能や取り組みを是非とも参考にしていただき、移行先クラウドの選択肢に加えてみてください。

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    AWS上でのOracle冗長化で、LifeKeeperの設定作業を一部自動化してみた

    こんにちは。サイオステクノロジーの高田です。

    LifeKeeper for Linux v9.5.0でLifeKeeperコマンドラインインターフェイス(以下、LKCLI。)が実装されましたが、ご存じだったでしょうか。これらのコマンドラインを利用する事で、LifeKeeperのGUI画面を利用することなく、リソースやコミュニケーションパスを作成頂けるようになっております。

    本稿では、LKCLIができること、利用することのメリット、そして実際にAWS上でOracle Databaseを冗長化する際にLKCLIを使って構築した場合のざっくりした流れについて説明したいと思います。最後に構築手順書とサンプルスクリプトのダウンロード場所も掲載しております。より早く、より正確な構築を模索されている、プロジェクトリーダー及びインフラエンジニアの皆様の参考になれば幸いです。

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