GCP(Google Cloud Platform)とは?特徴、メリット、可用性

    みなさんこんにちは、西下です。夏のような天気が続きますね。私は基本的に自宅で仕事をしていますが、これからエアコンの電気代が心配です。

    さて、今回はGCPはどんな特徴があるのか、GCPを使うメリットや特徴、GCP上で基幹系システムを構築する場合の可用性について解説します。(3分程度で読めます)

    GCPとは

    GCPはGoogle Cloudが提供するクラウドコンピューティングサービスの総称です。おなじみの検索サービスやYouTubeといったサービスも、Google 社内で使用しているインフラと同じものを提供しています。サービスの種類も多く、PaaSプラットフォームの「Google App Engine」をはじめ、ビッグデータ解析ツールの「BigQuery」や機械学習のサービスなどが挙げられます。

    また、PaaSのイメージが強いGCPですが、IaaSも提供されており注力されています。

    GCPを使うメリット

    GCPを使うメリットは、検索サービス等で使われている信頼性の高いテクノロジーをクラウド上で使うことができる点にあると言えます。世界最高峰の技術力によるデータ解析やAIが使える点も大きなメリットと言え、実際に採用する企業も増えています。

    GCPの可用性

    GCPの基盤には高い信頼性がありますが、IaaSについては他のクラウドサービスと同様で、利用者とクラウドベンダーとの間で責任を共有する必要があり、OSより上位は利用者側の責任となります。

    <責任共有のイメージ>

    ただし、基盤側が全く障害が起こらないことが保証されているわけではありません。2020年3月に米アトランタのデータセンターにて障害がありましたが、止められない基幹系システムを運用される場合、様々なケースを想定した障害対策の検討が必要となります。

    GCP上で構築される基幹系のソフトウェア

    弊社サイオスへお問い合わせ頂くご要件としては、SAPやJP1といった基幹系システムを構成するソフトウェアをオンプレミス等からGCPに移行(リフト)するケースが多いです。これらのソフトウェアは、元々当社のHAクラスターソリューションで多く実績があり、クラウド上で構築されるケースが増えている傾向があります。

    基幹系ソフトウェアをIaaSに移行(リフト)する場合は障害対策が必須になるため、当社でもGCP向けにHAクラスターソリューションを提供しています。

    冗長化の方式

    当社ではWindows環境でGCP上のHAクラスター構成をサポートしています。HAクラスター機能はWindows Server標準のWSFC(Windows Server Failover Clustering)を使います。WSFCはクラスターノード間のデータ共有に共有ストレージが必要です。クラウド上では物理的な共有ストレージが使えません。当社のDKCE(DataKeeper for Windows Cluster Edition)はクラスターノード間のブロックレベルのリアルタイム同期を行うことで、ミラー領域がWSFCに論理的な共有ストレージとして認識されます。このDKCEを使うことでGCP上でWSFCを使ったHAクラスターを安価に構築できます。

    <概念図>

    具体的な構築手順はGoogle Cloud様のWebサイト上で公開されていますのでご参照ください。
    >>[Windows Server フェイルオーバー クラスタリングの実行]

    SAP・JP1・HULFTを始めとする基幹系のソフトウェアをGCPのIaaSに移行する案件は大幅に増えてくることが予想されます。当社では実績のあるHAクラスターソリューションでお客さまのビジネスを支援させていただきます。

    GCP上でのHAクラスター構成でご興味やご不明な点がございましたら、下記からお気軽にお問い合わせください。

     

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