【事例】地域の中核病院で、電子カルテのデータ保護と災害復旧環境を実現

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 医療機関の災害対策については、阪神・淡路大震災の後、当時の厚生省健康政策局から各都道府県に向けた通知1や、災害対応マニュアル作成手引2が示されていました。

 しかし、平成23年の東日本大震災では、広域におよぶインフラの破綻によって多くの病院施設で「想定外」の事態が起こり、業務が滞ったのは記憶に残るところです。

 医療機関が災害時に期待されることは、病院機能を維持した上で、被災患者を含めた全ての患者診療を継続することです。そのため、医療機関のシステムは、病院機能の損失を最小限にとどめて早急に復旧させること、継続的に被災者の診療にあたれるような事業継続計画(BCP)を考慮しなければなりません。

今回は、地域の中核病院で、患者の診療記録を電子データとして管理する重要な病院システムの一つ、電子カルテシステムの可用性の担保と同時に、データ保護も実現した、米国のソリューション事例をご紹介します。

病院ITチームの要求する信頼性と堅牢性を、サイオスはどのように満たしたのでしょうか?

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LifeKeeper for LinuxとNetVault Backup 11の動作検証レポート

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こんにちは!
サイオステクノロジーの松嶋です。LifeKeeperの技術を担当しております。

サイオスのLifeKeeper for Linuxを導入したHAクラスター環境における、Dell Software社のNetVault Backup 11の動作検証が完了しました。

HAクラスターとは、コンピューターシステムの可用性を高めることを目的とした技術で、システム(サービス)の高い持続性が必要な業務環境において導入されることが多いシステム構成です。このような高可用性を必要としている業務環境だからこそ、データーのバックアップの必要性はより高まります。

今回の動作検証では、NetVault BackupのOracleプラグインとMySQLプラグインを用いて検証を実施しました。この動作検証レポートでは、Oracleプラグインについての検証を例に、NetVault Backup11の導入、バックアップ・リストア実施手順をご紹介します。

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事業停止を引き起こすサイバー攻撃、発生から収束まで

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 サイバー攻撃と呼ばれる脅威には、さまざまなものがあります。その中には、事業停止を余儀なくされるものも少なくありません。マルウェアによる攻撃は巧妙化が進み、長期にわたり潜伏して重要な情報を盗み出します。また、PCを乗っ取り遠隔操作を可能にする「ボット」のネットワークにより大量のパケットを送りつけてWebサービスを利用不能にする「DDoS攻撃」はさらに強力になり、Webサーバを強制終了させてしまいます。今回は、事業停止を引き起こすサイバー攻撃について紹介します。

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クラウドの高可用性と災害復旧について、 5つの神話を覆す

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企業にとって、クラウドの活用はもはや避けて通れないテーマになっていますが、いまだその活用方法やリスク回避について、明確な指針を持つには至らない状況にある場合も多いのではないでしょうか。

本稿では、クラウドの高可用性と災害復旧について、アプリケーションとデータの保護に関するよくある誤解を紐解くことで、クラウド環境ならではの注意点を考えてみたいと思います。

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Azure上でSQL Serverのクラスター環境を簡単に構築する手順

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こんにちは!
サイオステクノロジーの松嶋です。LifeKeeperの技術を担当しています。

Windows Server標準のフェイルオーバークラスタリング機能であるWSFC (Windows Server Failover Clustering)を使用しているシステムをクラウドに移行する際、必ず問題になることがあります。一般的にクラウド環境では、クラスタリングを組む際に必須となる共有ストレージ構成を取ることができない、すなわちストレージを複数のノードに紐づけられないためです。

サイオスでは、そのような課題に対応するため、2015年春よりWindows環境における共有ストレージ不要のクラスターソリューション – ”SANLess Clusters“を日本国内でもご提供しています。

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