事例

OSS DBを富士通の技術で強化した「Enterprise Postgres」、その可用性を高める方策とは

 ICTシステムにおけるオープンソースソフトウエア(OSS)の利用が一般的になり、適用範囲も広がってきた。そうした中で、OSSのデータベース利用にさらなる変化が見えてきている。

「これまではICTコストの削減、バックオフィスの業務効率化といった分野にOSSが適用されて成果を上げてきました。ところが最近はDX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれ、AI(人工知能)やIoT(インターネットオブシングス)を活用したビジネスイノベーションの基盤として用いられるなど、OSS利用の裾野が広がってきています」。こう語るのは、富士通が提供するOSSデータベースを技術面から支える同社ソフトウェア事業本部 データマネジメント事業部 プロダクト技術部 マネージャーを務める中村智洋氏だ。

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スピードと使い勝手を両立させるITインフラ「HPE Synergy」でデータやアプリの可用性を確保するには ー横河レンタ・リース

「企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)のアイデアを実際のサービスに展開するスピード感が高まっています。そうしたDXの取り組みにおいて、物理環境、仮想環境、コンテナなどを統合するソリューションとして、横河レンタ・リースではヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)のHPE Synergy(シナジー)を提供しています」

こう語るのは、横河レンタ・リース 営業統括本部 システム営業本部 システム営業推進部長の原尾嘉展氏。横河レンタ・リースは、パソコン(PC)や計測器・測定器などのレンタル事業と、IT機器システムなどの販売事業の2本の柱を持つ。もともと米ヒューレット・パッカードが横河電機と合弁で1963年に横河ヒューレット・パッカード(1995年から日本ヒューレット・パッカード)を設立し、国内で電子機器などの事業を始めた。こうした経緯もあり、横河レンタ・リースの販売事業では日本ヒューレット・パッカードのプラチナパートナーとしてHPE製品の販売を継続して手掛けている。

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金融機関が基幹システムの冗長化対応で選択した「縁の下の力持ち」とは(後編)

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設計通りに切り替えが実行される安心感

大和総研で標準的に使用するクラスターソフトとしてLifeKeeperを選定したのは、2016年のこと。その後1年ほどの期間をかけて、標準化をするための設計を行った。

大和総研 システムマネジメント本部 オープンシステム開発第一部 次長 菊池洋平氏

大和総研
システムマネジメント本部
オープンシステム開発第一部 次長
菊池洋平氏

実際には並行して実装が始まり、2016年末ごろから標準設計に基づいて構築したLifeKeeperが稼働を始めている。オープンシステム開発第一部 次長の菊池洋平氏は「標準化される前から、いくつかのシステムでクラスターソフトとしてLifeKeeperが導入されていました。標準化にはコストがかかるため、需要が一定以上見込めると判断してから標準化を進めることになり、このタイミングに完了したというのが実情です」と当時の状況を説明する。

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