こんにちは、LifeKeeperのプリセールスを担当しております國政です。
いつも当ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
今回は、単体サーバー上での障害復旧ソフトウェア『LifeKeeper Single Server Protection(以下SSP) 』の導入を実施頂きました当社SI&サポートパートナー様であるNTTデータ先端技術株式会社様へ訪問しITアウトソーシング事業部とプラットフォーム事業部にてお話を伺いました。
案件の背景
NTTデータ先端技術株式会社様の方で、金融関係のお客様の基盤に対するコンサルティング業務を受注した。コンサルティング業務の中においてパブリッククラウドへの移行も視野にあったが、お客様要件を確認していく中で、仮想環境を基本としたプライベート基盤で構築することとなった。
エンドユーザ様のご要望
- ハードウェアに依存する作りのソフトウェアは採用できないので、「ベンダーニュートラル」な製品選定が必要
- 仮想基盤で標準的に持っているVMHAの機能だけでは足りないので、アプリケーションの保護監視を行う製品選定が必要
- 費用は出来る限り抑えたい
- 切り替え型HAクラスターの仕組みまでは不要
NTTデータ先端技術株式会社様での
選定の経緯
エンドユーザ様からの特に強い要望としては「ベンダーニュートラルである事」があった。
次に「アプリケーションの保護監視」ができる事の2点であった。仮想基盤の守備範囲は一般的には下図の通りでアプリケーションレイヤでの保護はなんらかの作りこみにより実現できるが、VMHAの持っている機能では要件を満たせないため、アプリケーション・ミドルウェアの部分までの保護が可能なSSPを選定する形となった。
< 仮想基盤の守備範囲 >
< LifeKeeper Single Server Protectionの動作 >
その他の評価ポイント
もちろん他にもいくつかの選定理由はあったがNTTデータ先端技術株式会社様では、以下のポイントがプラスのポイントとなった。
- 取り扱い実績が多く提案する上での安心感があった
- 社内にLifeKeeperに強いエンジニアがいる
- SSPの費用対効果が良い
- 選定の経緯で「ベンダーニュートラル」が上がっていたが製品自体もユーザ様のご要望で他のパートナーからも買える製品である事も必要な要素であった
- サポート品質については満足できるレベルを確保している
今回お話を伺った限りでは、ハードウェア、購入先を選ばない製品で「仮想基盤上のアプリケーションを見る事ができる製品」で「HAクラスターまでは不要」「費用感も良い」、といった要件を満たすには最適な製品である事がお分かりいただけたかと思います。
現在のSSPの唯一の弱点は「Linux版」しかない事ですが、現在「Windows版SSP」の開発も進んでおり近い将来リリースする予定です。
今回、事例としてお話頂きましたSSPですが、プラットフォームニュートラルである事が条件の一つとして仮想基盤上で採用されましたが、実は「物理環境」「仮想環境」「HCI環境」「クラウド環境」においてのアプリケーション保護の目的で導入するには最適な製品です。
今お持ちのご案件などで利用できるかどうかの確認などを行いたい場合には、製品評価版のご提供も可能ですので、以下の評価版ダウンロードサイトより注意事項をご一読の上お申し込み下さい。
評価版ダウンロード
LifeKeeper/DataKeeper/Single Server Protectionの機能を30日間無料でご利用いただくことができます。要件に対応できるかなど、基本的な機能確認にぜひご利用ください。
→[評価版のお申込み] https://mk.sios.jp/BC_DL_Evaluation.html
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