
新人エンジニアの皆さん、こんにちは!
この記事ではサーバーの基礎、サーバーを止めない技術、当社のHAクラスターソフトを解説します。
サーバーとは? 🖥️
サーバーとは「サービスを提供するコンピューター」です。クライアント(PCやスマホ)の要求に応じ、Web表示、メール送受信、動画配信、ネットバンキング、Webショッピングなどのサービスを提供します。主な種類はWebサーバー、メールサーバー、ファイルサーバー、データベースサーバーなどです。サーバーは社会や生活基盤を支え、ビジネスにも不可欠な存在です。
なぜサーバーは大切? 💼
サーバーが停止すると、Webサイトが見られない、メールが送れない、オンライン決済ができないなど、ビジネスや生活に深刻な影響が出ます。これは顧客満足度低下や社会的信用失墜に繋がります。サーバーの安定稼働とデータ保護は極めて重要です。
サーバーを守るには? 🛡️
サーバー停止の原因はハードウェア故障、ソフトウェア不具合、災害など様々です。対策にはバックアップ等も重要ですが、システムの「可用性(いつでも使える状態)」を高め、障害時もサービスを継続する技術が「冗長化」です。冗長化はシステム停止時間を最小限にし、データ損失リスクも低減します。
サーバーを止めない技術「冗長化」とは?
冗長化とは「予備を用意し障害に備える」ことです 。障害時に予備機が処理を引き継ぎ、システム停止時間を最小限に抑えます。
冗長化構成の1例
- アクティブ/スタンバイ: 稼働系サーバーと待機系サーバーを用意し、障害時に自動で切り替えます。
- 利用シーン: 金融機関、ECサイト、企業基幹システムなど「システム停止の影響が大きい」システムで利用されます。
その他アクティブ/アクティブ構成やDR構成など多彩な構成で冗長化をとる事ができます。
サーバー冗長化製品
サーバー冗長化には、コストと性能面でHA(High Availability)クラスターソフトが良い選択です。複数のサーバーを連携させ、障害時に自動的に切り替えることでサービスを継続させます。
サイオステクノロジーの冗長化製品
「LifeKeeper」を提供しています。
LifeKeeper
停止してしまったら、深刻な影響が出るシステムを保護するHAクラスターソフトです。複数サーバーで構成し、障害時には待機サーバーへ自動切替し運用を継続します。
- 直感的なGUIで簡単操作。
- Windows、Linux、物理、仮想、主要クラウド対応。
- 柔軟なスクリプトで多様なシステム監視・復旧が可能。
- 豊富な導入実績。
LifeKeeperはシステム停止時間を最小限にし、ビジネス継続性を確保します。
まとめ
サーバーはビジネス基盤であり、安定稼働と「データ」保護はエンジニアの重要任務です。サーバー停止は情報資産損失にも繋がります。LifeKeeperはサービス継続に加え、データ同期で情報資産を守ります。
新人エンジニアの皆さん、「止めない」サーバーシステムの実現を目指し学習を続けましょう!サイオステクノロジーでは新人エンジニアの皆さんの学習の手助けになるようなコンテンツや、HAクラスターについて無償で学べるハンズオンなども実施していますのでぜひ参考リンクを参照してみてください。
💡参考リンク
- 漫画でわかる「可用性入門」
- コンテンツマップ(Why SIOS?Why LifeKeeper?)
- 1Dayハンズオントレーニング&技術者認定試験
- 技術者認定取得(受講手順書)