
皆さんこんにちは、西下です。
ソフトウェア開発現場では、GitLabに代表されるバージョン管理システムが使われることが一般的ですよね。しかし、GitLabがシステムダウンすると、ソースコードの取得やプッシュ・プルができなくなり、開発作業が一時的に停止してしまう恐れがあります。
そこで今回はGitLabをLifeKeeper for Linuxで冗長化するお話です。
GitLabは、分散型バージョン管理システムの「Git」を利用したDevSecOps*1プラットフォームであり、世界中で多くのユーザーに使われています。GitLabを使うことで、ファイルのバージョン管理や課題管理などの多くの機能を利用できます。
*1:DevSecOpsは、開発手法のDevOpsにセキュリティの概念を加えることで、開発効率とセキュリティを両立する開発手法です。
一方で、このGitLabが障害で停止してしまうと、開発業務に大きな影響が出て、システムやサービスのリリースに遅れが出るなどの損害に繋がる可能性があります。この観点でGitLabには高い可用性が必要といえます。GitLabには、SaaS版とSelf-Managed版の2つが提供されており、Self-Managed版は自社で用意した環境にセットアップして利用します。SaaS版の方が利便性が高いが米国で提供されている点を懸念してSelf-Managed版が採用されるケースが多くあります。Self-Managed版を使用する場合は、利用規模に合わせた障害対策を考える必要があります。停止の影響が大きい場合は、予め停止に備えるために待機系ノードを用意しておき、障害発生時には自動的に稼働系から待機系に切り替えることで、最小限の時間で復旧できる仕組みが必要です。
HAクラスター製品のLifeKeeper for Linuxを使ってGitLabの冗長化構成を構築することで、GitLabを高い信頼性の元で運用が可能になります。
GitLab Select Partnerで多数の構築実績のあるトレンドソリューションズ様は、LifeKeeper for LinuxrによるGitLabの冗長化構成を実現しています。
この度、GitLabをLifeKeeperで冗長化する構成がトレンドソリューションズ様により検証されました。
下記のリンクより検証レポートをダウンロードいただけます。
※リンク先は株式会社トレンドソリューションズ様のページです。
LifeKeeperによるGitLabの冗長化構成についてのお問い合わせおよび構築をご希望のお客様は、
トレンドソリューションズ様までお問い合わせ願います。
※リンク先は株式会社トレンドソリューションズ様のお問い合わせページです。