皆さま商用ソフトウェアの製品サポートというとどのようなものを想像しますか?
- 購入後の問い合わせ先
- 障害時の問い合わせ先
- アップデートの権利
などが一般的な内容として挙げられます。
なんにせよ手厚かったり対応が早かったりすると嬉しいですよね。
今回はSIOS LifeKeeperの製品サポートについてお伝えしたいと思います。
SIOSのLifeKeeper製品サポートって?
弊社での製品サポートの特徴といえば
- 日本国内でメーカー直接の製品サポート提供が可能
- 製品開発も日本で行っている為、製品サポート部隊と製品開発部隊の連携が密
など多くの海外メーカー製品と比べて製品の開発部署との距離感が近い事が挙げられます。
製品サポートと開発が近いと何がいいか
一番に挙げられるのは、不具合対応やユーザニーズの取り込みなどへの「対応速度が早い」事です。
LifeKeeperは新しいOSへの対応や、新しいミドルウェア、データベースなど冗長化したいソフトウェアへの対応も比較的早めに実施される傾向にあり、
クラスターソフトウェア選定に当たっての大きなアドバンテージを持っています。
対応の速さがきっかけで選んでいただいた事例
他社HAクラスターソフトウェアを良く扱っているSIer様からの引き合いを例に、対応速度の速さが決め手となった事例をご紹介します!
以下が要件でした。
- PostgreSQLをHAクラスター化する要件がある
- 機能要求としてPostgreSQL 13を利用する必要がある
(残念ながらLifeKeeperが一番手では無かったのですがそこは言いません。言いませんよ。)
PostgreSQL 13に対応したHAクラスターソフトウェアを探しており、いくつか検討事項を重ねながら結果的にLifeKeeperをご選定頂きました。
このユーザ様は普段は他社HAクラスターソフトウェアを良く使っている事もあり、LifeKeeperとの比較を十分になされましたが、その中でも「ミドルウェアやデータベースの新リリースに合わせた対応が早かった事」が大きかったとお声をいただいております。
全てのアプリケーションへの対応が早い訳ではありませんが、今回の引き合いにあったPostgreSQL 13については以下に状況をお知らせします。
PostgreSQL13は 2020年09月24日リリースとなっています。
LifeKeeperでPostgreSQL 13 がサポートされるようになったのはVersion 9.5.1の追加サポートが出た12月8日です。
Version 9.5.1の初版は10月6日にリリースとなっていますが、さすがにPostgreSQL 13の9月24日リリースから1週間少しのため対応がなされておりません。
対応の早さの秘密「追加サポート」
ではなぜそんなに早いのか?という話です。
10月のリリースに間に合わなければ、次のリリースでの対応かな?と思われがちな対応ですが、実はLifeKeeperはユーザニーズを捉え、追加の製品サポートを次のリリースを待たずして提供する事がよくあります。
今回のv9.5.1の実績としては、10月に初版リリース、12月にはサポート環境の追加やアプリケーション、データベースなどの追加がなされています。
この追加リリースでPostgreSQL 13 がサポートになっています。9月後半に公開されたバージョンが12月にはLifeKeeperでサポートってすごくないですか?すごいんですよ。
更に2021年1月には今度は追加サポートの追加でRed Hat Enterprise Linux 8.3のサポートも増やしています。
つまり追加サポートが2回出ているということですね。
参照先:LifeKeeper for Linux / Single Server Protection for Linux v9.5.1リリースのご案内
さいごに
今回は商談のお話を交えましたが、LifeKeeperの製品サポートは営業部隊、製品サポート部隊、開発部隊の距離が近い事もあり、需要が高いアプリケーションやデータベースなどの対応はリリース計画が動き出した頃から情報を入手し、対応の可否検討なども行っております。
特に現在ARKのラインナップにある物などの新バージョン対応は他社HAクラスターソフトウェア製品に比べ比較的早めに対応がなされています。
ARKのラインナップはこちらをご覧ください↓