みなさん、こんにちは。西下です。
当ブログの2019年1月15日の記事にて、以下をご紹介いたしました。
(「Microsoft Tech Summit 2018」にて、)
マイクロソフト様と日立製作所様との共同発表として、Windows版のJP1をAzure上で冗長化する構成が発表されました。HAクラスタ構成は当社ソリューションのWSFC(Windows Server Failover Clustering)+DKCE(DataKeeper for Windows Cluster Edition)の組み合わせです。
https://bcblog.sios.jp/mstechsummit2018-winjp1/
ここで発表された構成が、今年1月にリリースされたJP1 Version 12にて、ついに正式サポートされました。
具体的には、JP1/AJS3のManagerとAgent、そしてJP1/Baseがサポート対象になります。
JP1は、Windowsユーザーの割合が高く、既存のオンプレシステムをMicrosoft Azureへの移行を検討される方も多いと聞いております。WSFCとDKCEによる構成の良い点は、WSFCのHAクラスターが組める方であれば、DKCEの簡単な操作を覚えていただくだけで構築可能な点にあります。
[特別企画] JP1とDataKeeperのハンズオンセミナー開催について
本正式サポートの開始を受け、日立製作所様とマイクロソフト様との3社共同企画として、この構成によるハンズオントレーニングを実施することに致しました。丸一日のコースになりますが、座学にて構成の概要と利点をご理解頂き、ハンズオンにより一通りの手順をご経験いただけます。
■JP1 + DataKeeper on Azure ハンズオンセミナー開催概要■ 日時:4/24(水)10:00-17:30 |
なお、Azure上でのWSFC+DKCE構成は、共有ストレージが使えないAzure上で、共有ストレージが必要なWSFCにてHAクラスターを構築できる、唯一のソリューションとして、マイクロソフト様から認証を受けております。既に数多くの導入実績があり、ご安心してお使いいただける構成です。
詳しくは下記の連携ソリューションサイトをご参照下さい。
→[ブログ:JP1関連記事]
https://bcblog.sios.jp/tag/jp1/
→[[Linux] Generic ARK for JP1/AJS3 の処理概要]
http://lk.sios.com/?p=5866