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金融機関が基幹システムの冗長化対応で選択した「縁の下の力持ち」とは(後編)

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設計通りに切り替えが実行される安心感

大和総研で標準的に使用するクラスターソフトとしてLifeKeeperを選定したのは、2016年のこと。その後1年ほどの期間をかけて、標準化をするための設計を行った。

大和総研 システムマネジメント本部 オープンシステム開発第一部 次長 菊池洋平氏

大和総研
システムマネジメント本部
オープンシステム開発第一部 次長
菊池洋平氏

実際には並行して実装が始まり、2016年末ごろから標準設計に基づいて構築したLifeKeeperが稼働を始めている。オープンシステム開発第一部 次長の菊池洋平氏は「標準化される前から、いくつかのシステムでクラスターソフトとしてLifeKeeperが導入されていました。標準化にはコストがかかるため、需要が一定以上見込めると判断してから標準化を進めることになり、このタイミングに完了したというのが実情です」と当時の状況を説明する。

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金融機関が基幹システムの冗長化対応で選択した「縁の下の力持ち」とは(前編)

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「万が一の障害のときにサービスの停止をできるだけ短く」――これは企業や団体の情報システムにかかわる人たちすべてに共通する思いだろう。中でも、金融機関のインフラを担うシステムでは、そのハードルが一段と高くなる。大和証券グループのシステム開発から運用までを手がける大和総研でも、その意識は当然のことながら非常に高い。

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