こんにちは、プリセールスを担当しております國政です。いつも当ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
LifeKeeperは多くのソフトウェアの冗長構成をサポートしておりますが、その中でもデータベース関連のHAクラスター化の要件が非常に多くあります。
データベースをHAクラスター化してきた実績の多いLifeKeeperですが、最近多くのお問い合わせを頂いておりますのが、タイトルにある通り「Oracle 19cの対応時期はいつでしょう?」など19c関連のご質問となっております。
結論から申し上げると、
LifeKeeperの現行最新バージョン(LifeKeeper for Linux v9.3.2)において19cへの対応を開始いたしました。
※詳細はこちらを参照ください。
19cにおける注意点
通常、アプリケーションの新バージョン情報を入手した際には、各種対応可否や主な変更点をリリースノートや各種ガイドで確認するのですが、Oracle 19cの管理ガイドを見ていると少し気になる項目がありました。
それは、「SE2ライセンスではRAC構成がサポートされない」事が以下の管理ガイドから読み取れることです。
参照先: Real Application Clusters Administration and Deployment Guide
19cのライセンスマニュアルにもSE2ライセンスではRACは利用できない(N)となっている事が読み取れます。
参照先: Database Licensing Information User Manual
RAC構成からHAクラスター構成へ
従来手軽に可用性を高める為やリソースの有効活用の観点から SE RACを利用されている方も多いかと思います。
そこで当社では、OracleDB 19cの利用を検討中の方に、RAC構成からHAクラスター構成に変更する事を推奨しております。
SE2ライセンスが登場した際にも制限が強化された経緯から、当社ではLifeKeeperへの乗り換え事案が多くあり実績が豊富です。OracleDB 19cの利用を検討中の方は、是非この機会にRAC構成からHAクラスター構成への変更を検討されてはいかがでしょうか。
ご検討の際には、HAクラスターの性能面での検討ポイントについて書かれた資料「Oracle RACの課題と解決策」がございますので、ぜひ下記よりダウンロードしてご参照ください。
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