こんにちは!マーケティング担当の野田ともうします。
VMware環境でアプリケーションを保護するソフトウェア『ApplicationHA』が2021年にEOSLをむかえることをご存知でしょうか。今回はその代替え手段をご紹介します。
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ApplicationHAとは
ApplicationHAとは、仮想環境において仮想マシン上のアプリケーションの監視、停止、再起動を行うソフトウェアです。VMware標準のHA機能「vSphere HA」ではアプリケーションの障害対策をカバーしていないのでVMware HAの機能を補完する役割を担っています。なお、シマンテック社にて提供を開始し、同社分社化後は、ベリタス(Veritas)社によって提供されています。
ApplicationHAがEOSL(サポート終了)
そんなApplicationHAですが、2021年4月30日をもってサポート終了をむかえます。それ以降、セキュリティ更新を含む更新プログラムが提供されなくなり、仮にそのまま使い続けた場合、脆弱性が発見されれば重大な損失につながる可能性もあります。最近のシステム障害はハードウェアに起因するものよりも、アプリケーションの障害に起因するものの割合が多いと言われており、システムダウンに伴う業務への影響を最小限に留める為には、ApplicationHAの代替えとなる製品の導入を検討しなければなりません。
ApplicationHAのEOSLにあたっての代替手段
Single Server Protectionを使う
ApplicationHAと同等の機能を有するSingle Server Protectionを、代替品として利用するという手段があります。
Single Server Protectionとは
Single Server Protection (以下、SSP)は、ApplicationHAと同じく、OS上のアプリケーションを監視し、障害を検知するとアプリケーションの再起動やVMの再起動により復旧を試みるソフトウェアです。単体サーバー上で利用できるので、待機ノード用のコンピューター資源を用意することなく、ローコストかつ容易にシステムの可用性向上が図れます。
- SSPがアプリケーションを定期的に監視
- アプリケーションに異常があればアプリケーションの再起動
- アプリケーションの再起動で復旧しない場合はOS再起動、VM側で異常を検知させる(VM連携)により復旧
ApplicationHAとSSPの違い
ApplicationHAとSSPは、両製品ともVMwareの機能との連携、及び仮想ホスト上で動くアプリケーションの監視と再起動を行うことができる製品ですが、以下ような違いがあります。
・価格面では、ApplicationHAの方が安価です。
・ApplicationHAは、VMware環境のみで稼働しますが、SSPは「クラウド環境」「物理環境」「仮想環境」あらゆる環境に対応しています。
・SSPは、日本で25年以上提供し続けるソフトウェアメーカーであるサイオステクノロジーにて「開発」「販売」「サポート」を提供しておりますので、安心してご利用いただけます。
SSPに乗り換えるための構築手順
基本的なSSPへの乗り換え方法は至って簡単です。
1、既存でインストールされているAppicationHAをアンインストール
2、SSPをインストール、設定
以上で完了です。更に、SSPには標準で各種アプリケーションを監視するオプション(Application Recovery Kit)が含まれております。これにより監視用スクリプトを作成することなく、簡単に様々なアプリケーションを監視することができます。
SSPについて詳しく知りたい方は、SSP製品ページをご覧ください。
SSP製品ページ
→[SSP製品ページ]https://sios.jp/products/lkdk/product/lkssp.html
また、今お持ちのご案件などで利用できるかどうかの確認などを行いたい場合には、製品評価版のご提供も可能ですので、以下の評価版ダウンロードサイトよりお申し込み下さい。
評価版ダウンロード
LifeKeeper/DataKeeper/Single Server Protectionの機能を30日間無料でご利用いただくことができます。要件に対応できるかなど、基本的な機能確認にぜひご利用ください。
→[評価版のお申込み] https://sios.jp/products/lkdk/product/evaluation_lk.html
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