
皆さんこんにちは、西下です。
多くの企業では ERP が導入されています。ERP は、企業の基幹業務を統合的に管理し、生産管理から販売管理に至る業務の効率化や経営の可視化を支援します。今回は ERP に関するお話です。
STRAMMIC は、アミック様が開発・販売する製造業向けに特化した基幹業務システム(ERP パッケージ)です。販売物流、生産、調達、原価、収益などの管理機能をもった各製品を「STRAMMIC シリーズ」として提供し、製造業における業務プロセス全体を統合管理します。
また、複数の自社工場、仕入先、製造委託先、物流・販売管理拠点との連携を可能にすることで、サプライチェーン全体の最適化を実現します。
STRAMMIC は、お客様のビジネスを支える基幹業務システムです。製造業のシステム停止は単なる社内のトラブルに留まらず、製造ラインの停止、出荷遅延など、サプライチェーン全体に波及する重大なリスクとなります。
このように停止の影響が大きいソフトウェアについては、あらかじめ停止に備えるために待機系ノードを用意しておき、障害発生時には自動的に稼働系から待機系に切り替えることで、最小限の時間で復旧できる仕組みが必要です。
アミック様では、HA クラスター製品の LifeKeeper を使って STRAMMIC の冗長化構成を構築することで、障害発生時にも迅速な復旧を可能にします。高い信頼性の元で運用することで、サプライチェーン全体への影響を最小限に抑えるシステム設計を提案しています。
STRAMMIC は Web アプリケーションとして稼働します。Web/AP サーバー上で動くアプリケーション部分と、データベース部分に分かれます。OS は Windows に対応しています。データベースは OracleDB および SQLServer に対応しています。
詳細な動作要件はアミック様の Web サイトをご参照願います。
冗長化構成を取る場合、アプリケーション部分は Web/AP サーバーを ELB でスケールアウト構成にして対応します。一方データベース部分は LifeKeeper で Active/Standby 構成にして対応します。
具体的な構成はこちらのユースケースページをご覧ください。
ユースケースページでは、STRAhttps://bccs.sios.jp/usecases/strammic.htmlMMIC と一緒に Lite Factory(アミック様の提供する工程管理システム)が稼働している構成を想定した例が紹介されています。
<Amazon EC2上での構成イメージ>
LifeKeeper による STRAMMIC の冗長化構成についてのお問い合わせおよび構築をご希望のお客様は、アミック様までお問い合わせ願います。