SAPのクラウド移行が加速している現状は、本ブログでも外部の複数の有識者へのインタビューを通して紹介してきました。
従来のERPからS4/HANAへの移行も今後加速することが予測され、S4/HANAで必須となるインメモリーデータベースであるSAP HANAの高可用性をどう実現できるのかに関する記事も公開しました。
今回は、SAP ERPを語るときに切り離せない基盤である「SAP NetWeaver」のクラスター環境構築を取り上げます。
SAP NetWeaverは、SAP独自のプログラミング言語であるABAPやJava、Webサービスを実行・利用するランタイム機能をSAPアプリケーションへ提供するアプリケーションサーバを役割としており、SAP R/3やSAP S/4 HANAを含む殆どのSAPアプリケーションを利用する際、インストールが必要となります。
SAP NetWeaverは、ABAP実行環境を提供するASCS (ABAP SAP Central Services) インスタンス、Java実行環境を提供するSCS (SAP Central Services) インスタンスを持ち、導入の際にはこれらのいずれか、あるいは両方を選択して構築を行います。SAP NetWeaverでクラスターを構成する場合、ASCS、SCS、およびNetWeaverで使用するデータベースは単一障害点(SPOF)となるため、高可用性環境を実現するには、これらのインスタンスを保護する必要があります。
今回、SAP NetWeaverに初めて触れる担当者がAWS EC2上でSAP NetWeaverをインストールし、その環境にSIOS Protection Suite EE(SPS-EE)のSAP ARKを適用することで、SAP NetWeaverのHA構成化を行ってみました。
SAP NetWeaverの導入で躓いた箇所や工夫したポイント等を含めて導入結果を纏めましたので、その内容を知りたい方は、下記より資料をダウンロードしてご参照ください。
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関連資料:SAP向け高可用性ソリューション
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