DRBDはiSCSIでWindowsからも使用できる

    「DRBDとは?」に続き、DRBDをWindowsから使用する方法について解説します。

    iSCSIでWindowsからも使用できる

    DRBDのWindowsバージョンの開発はベータ版あり、現時点ではLinux OSに限定して使用できるソフトウェアです。Windowsやmac OSから使う方法として「iSCSIターゲット」の利用があります。iSCSIターゲットとしてDRBDデバイスをSANストレージとして公開することにより、Windows系OSやMac系OS、他のOS環境からでもDRBDの可用性の高いストレージを使用することができます

    これはDRBDがブロックデバイスとして動作することで、NTFSやFAT等Windows系OSで使用しているファイルシステムでも問題なく使用できる特徴から実現されるものです。

    これにLinux-HAのハイアベイラビリティ環境を組み合わせることで、可用性の高いiSCSI SAN ストレージサーバを構築することが可能になります。

    DRBD+Linux-HA+iSCSIターゲットの構成図

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