作りこみ不要な、IBM MQの障害対策とは

    みなさん、こんにちは。西下です。

    寒い冬はコートが手放せませんよね?しかし電車や建物に入ったときは暖房が効きすぎていて暑く感じる方も多いのではないでしょうか?そこで私は、年中夏物のスーツを着ております。暑く感じるときはコートの前を開けたり脱いだりすると、サッと体温が下がるのでお勧めです。(やりすぎに注意)

    さて、本日はIBM MQ(旧称:WebSphere MQ)を対象とした障害対策をご紹介致します。当社はIBM様とのパートナーシップの 一環で、2011年4月にリリースされたLifeKeeper for Linux v7.3からLinux版のIBM MQを保護するオプションリカバリキットの「MQ ARK」を提供しています。どのようなケースで使われているのかを見てみましょう。

    IBM MQとは

    IBM MQは、主にシステム連携に用いられるメッセージング・ミドルウェアです。例えば企業の持つオンプレミスで動いている既存システムを、クラウドの新しいシステムから連携したい場合など、連携機能を個別に作り込むと通信の制御などの多くの処理を盛り込む必要が出てきます。

    <システム連携の連携機能を個別に作り込んだ概念図>

    MQ_1_概念図

     

    MQは、これらのシステム間をメッセージのやり取りという汎用的な手段で仲介することにより疎結合とし、効率的なシステム開発を実現してくれるミドルウェアです。

    <システム連携にメッセージング・ミドルウェアのMQを適用した概念図>

    MQ_3_LK適用図

    このようにシステム間連携で中心的な役割を担うMQは、障害が起きて止まってしまうとシステム間連携に大きな影響を及ぼしてしまう単一障害点になります。また、このような構成を組むシステムは基幹系の大きなシステムであることが一般的です。

    そこで基幹系システムの障害対策として、24時間常に自動的に障害を監視し、障害が検知されれば自動的に復旧させるHAクラスターシステムが非常に有効です。

    作りこみ不要なMQのHAクラスター

    当社ではIBM様との協業の一環で、前述の通り2011年4月からLifeKeeper for LinuxのオプションリカバリキットとしてMQ ARKを提供しております。このMQ ARKを使うことで、一般的なHAクラスターソフトに必要な制御スクリプトの作り込みは不要です。GUIベースのウイザード上で容易にHAクラスターを構築できますので、一般に熟練性を要するHAクラスターソフトにありがちな「属人性」を排除でき、SIer様の人的リソースの効率化に寄与します。

    <MQを保護対象としたHAクラスターの構成例(物理サーバーで共有ストレージを使用した場合)>

     

    SIer様の方でMQをご提案の際には、上流工程の段階で「MQの障害対策」を課題に盛り込み、その課題に対するソリューションとして上記のLifeKeeper for LinuxとMQ ARKによる長年の実績ある構成をぜひご提案ください。

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    関連情報

    IBM MQ のバージョン要件や機能については下記をご参照ください。

    →[サポートマトリックス]

     http://jpdocs.us.sios.com/Linux/9.3.1/LK4L/SupportMatrix/index.htm

    →[オンラインマニュアル]

     http://jpdocs.us.sios.com/Linux/9.3.1/LK4L/MQ/index.htm

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