クラスター

HAクラスター環境におけるバックアップについて

共有ストレージ構成の場合

今回は、HAクラスター環境におけるバックアップについて考えてみたいと思います。

以前Quest Software様にも語って頂きましたが、
「バックアップとHAクラスター」
はIT危機管理の基本であり、車の両輪のように、どちらもなくてはならないものです

また、
「バックアップとレプリケーション」
は競合するものではなく、目的に応じて使い分ける、または両方を活用する必要があります。たとえば、レプリケーションは常に最新の状態でデータを複製できますが、その一方で問題のあるデータ(ウィルスに感染したデータなど)も複製してしまいます。

このような場合に、データが正常だった最終時点に戻すには、バックアップが不可欠です。レプリケーションを行えば、システム障害のあった直前のイメージに即座にアクセスすることができる(=RTO/RTO面では優位)一方、データを世代別に蓄積したり、eDiscoveryのような世界に対応することはできません。

よって、サイオステクノロジーのLifeKeeperは、DataKeeperというレプリケーション機能と組み合わせて使うことのできるHAクラスター製品ですが、
– HAクラスターだからといって、バックアップが不要となるわけではありませんし
– レプリケーション機能があるからといってバックアップが不要になるわけではありません。

今回は、LifeKeeperを使ったHAクラスター環境におけるバックアップを行う際の注意点や留意事項について考えてみたいと思います。

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AWSでDataKeeper Cluster Editionを展開するための クイックスタートガイド

Cluster-SQLServer-on-AWS

Windows Server標準のフェイルオーバークラスタリング機能であるWSFC (Windows Server Failover Clustering)を使用しているシステムをクラウドに移行する際、必ず問題になることがあります。一般的にクラウド環境では、クラスタリングを組む際に必須となる共有ストレージ構成を取ることができない、すなわちストレージを複数のノードに紐づけられないためです。

サイオスでは、そのような課題に対応するため、2015年春よりWindows環境における共有ストレージ不要のクラスターソリューション – ”SANLess Clusters“を日本国内でもご提供しています。

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[Windows]Generic リソースとサンプルスクリプトを使って PostgreSQLをクラスター化する

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LifeKeeper for Windowsの機能の一つである Generic リソースを用いて、LifeKeeperでリカバリーキットとして提供されていないアプリケーションを保護することができます。

Generic リソースを作成するためには、保護対象のアプリケーションを制御するためのスクリプトを作成する必要があります。
LifeKeeper for Windows にはWindowsサービスで制御されるアプリケーションをLifeKeeper で制御するためのGeneric リソースのサンプルスクリプトが同梱されており、本サンプルスクリプトを用いることでWindowsサービスにより制御されるアプリケーションをLifeKeeperへ登録することができます。

本稿では、WindowsアプリケーションをLifeKeeper for WindowsでHAクラスター化する例として、PostgreSQLサービスに上述のサンプルスクリプトを用いてHAクラスター化する方法を紹介します。

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