クラウドにおけるリスクと対策

SAPもクラウドに移行する時代が本格到来。移行で注意すべきことは?(後編)

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BeeX-Mr.Hoshino

株式会社BeeX(ビーエックス)
マネージャー 星野孝平氏

オンプレミス環境で運用するのが当たり前だったSAPを、クラウドへ移行する流れが加速しています。そこにはどのようなメリットと、注意すべき点があるのでしょうか?

SAPを初めとする基幹系システムのクラウドマイグレーションやマネジメントサービスを提供している、株式会社BeeX(ビーエックス)の代表取締役 広木太氏、マネージャー 星野孝平氏に引き続きお話を伺います。

 

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AWS上にLifeKeeper for Linux を導入してみた

構成イメージ

インフラ部分の可用性については一定の担保を提供するクラウド環境ですが、その上で動作しているアプリケーションの可用性は利用者に任されているのが現状です。

LifeKeeper for Linux(以降は、LifeKeeperと記載)はクラウド環境において担保外となっているアプリケーションの可用性を実現させるソフトウェアとなります。今回はLifeKeeperをAWSの無料枠を使用してEC2上に導入してみます。

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クラウドと可用性(4) – クラウドに潜むSPOFの罠とは?

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HAクラスターを構成するには、特定の部分に障害が発生した際にシステム全体が停止してしまう要素となるSPOF(単一障害点:Single Point of Failure)を避けることが大原則です。しかし、パブリッククラウドでは運用基盤が見えづらいだけに注意が必要です。稼働系ノードと同じホストサーバー、同じラック、同じネットワークスイッチの配下で待機系ノードを配置されてしまう可能性があり、それにより冗長化されていない要素ができると、いざという事態の可用性を担保することができません。データセンターや運用基盤を物理的に完全に分離した「リージョン」や「アベイラビリティゾーン」を利用する必要があります。

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クラウドと可用性(3) – クラウド上の障害発生/復旧は結果オーライでいいのか?

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システムに障害が発生した際に、HAクラスター構成の待機系ノードでのフェールオーバーがスムーズに行われ、問題なく業務が継続できたとしても「結果オーライ」では済まされません。システムのどの箇所にどんな障害が発生し、どのようにフェールオーバーしたのか。障害の原因と復旧のプロセスをしっかり検証し、システムに内在する問題点があれば改善する必要があります。クラウド上にHAクラスター構成を導入し、適切に運用していくための勘所を紹介します。

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